Employer Brandingが重要な理由

2022/06/21

採用競争力の維持、良い人材を確保していくにおいて、どの企業でも継続的にエンプロイヤーブランディングには取り組むべきです。

Simon Barrowによって定義されたエンプロイヤーブランドという言葉は、単なるマーケティングのバズワードから企業の重要な戦略へと進化を遂げてきました。

今や、72%のリクルーティングリーダーは、エンプロイヤーブランドは採用活動に重要なインパクトを与えると回答しています。

いまいちエンプロイヤーブランディングが重要な理由がわからない人に対して、それらが重要な10の理由をまとめました。

①採用コストの低下
リンクドインによると、強いemployer brandを持っている企業はそうでない採用競合企業よりも、一人あたりの採用コストが43%低くなっているとの調査結果を発表している。

その理由は、単純なemployer brandへの投資により、自社の認知取りのための広告やマーケティングキャンペーンを行う必要がなくなるからです。むしろ、強いemployer brandから自然と人材を引きつける結果に繋がっていきます。

②評判はお金よりも価値をもたらす
仮にemployer brandを軽視した場合、新規雇用者の一人あたりの給料を4,000ドル(40万程度)余分に支払っている可能性がある。仮に、10,000人の雇用があるとして、7,600,000ドル余分に賃金を支払うことになる計算となります。

給料は候補者にとって重要な要素である一方、最重要な要素ではない一面があります。CareerBuilderのレポートによると、67%の候補者は、仮に興味のある企業のオンラインレビューが良い場合、基本的に低い賃金であっても受け入れれると回答しています。

③適切な人材を引きつける、留まらせる
78%の人は応募前に企業の評判を調べるという調査があり、さらに88%のミレニアム世代は企業カルチャーにフィットした企業で働くことは重要だと回答しています。

強いemployer brandを持つことは潜在的な候補者がいつでもアクセスできる状態を作ることができ、マッチしているか否かを自身で見極めてくれる状態へと繋がります。それらの結果、企業と候補者のマッチングに繋がっていきます。

そういった観点から、TwitterやInstagramやLinkedinなどのSNS媒体でemployer brandを行っていくことは重要であり、79%の求職者は ソーシャルメディアを使った求職活動を行っている状態です。

また、強いemployer brandによって、より質の高い候補者を引きつけてくれます。特に、ニッチなスキルが必要なポジション、競争力が必要となるポジション領域の採用では重要なポイントです。

自社にマッチした、質の高い候補者を引きつけることは、選考にかける時間の減少に繋がります。

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