採用ブランディング

エンジニアをきちんと理解したコンセプトを打ち出せていますか？

弊社の考える採用ブランディングとは、「採用市場において、候補者の心の中で、自社の独自の位置付けを得るための取り組み」です。広告や広報のような特定の方法論を指しているわけではなく、求人やスカウト、また選考での候補者の体験など、企業の様々な表現・行動によってブランドは形造られるものと考えています。

採用ブランディングは、採用業務の実行フェーズの効率を高める大切な行程です。ターゲットとなる人物像を詳細に設計し、自社の魅力を洗い出した上で、情報を整理します。シンプルで候補者にとってイメージがしやすく、かつ的を得て心に刺さる採用コンセプト（自社の独自の位置付け）をデザインする。機能的でありふれたメッセージではなく、情緒的な共感をも伴う表現で、候補者に訴求することが重要です。

以下は、私たちがメッセージ改善に取り組んだ結果の一例ですが、大きく返信率を上げることが出来ています。

エンジニア採用に10年関わり実績豊富な私たちだからこそ、再現性の高い採用ブランディングのお手伝いが可能です。以下では、私たちの具体的な取り組みを詳しく解説します。

80項目のヒヤリングシートで、文字通り魅力を洗い出し

私たちは安易に「御社の魅力は何ですか？」と問わないこだわりを持っています。なぜならそこで容易に言語化出来るのであれば、私たちの介在価値がないからです。

企業や開発組織には必ず特徴があります。その特徴を内側から客観的に理解するのはそう簡単ではありません。私たちは明確なブランディングの方法論、エンジニア採用10年の経験、累計80社以上の経験から導出された、独自のヒヤリングシートをご用意しています。

市場・競合の観点など外部要因により発生する特徴や、自社の経営の考え方から事業展開、開発組織のビジョンや構成、カルチャーなど内部要因により発生する特徴を客観的に把握し、御社の魅力を表現するための準備を行います。

求めるエンジニア像のペルソナ設計

一口にエンジニアと言っても、思想・キャリア・志向性はさまざまです。適切な切り口で、事業課題からブレイクダウンしたターゲット像に沿ったペルソナを設定していきます。

これらのターゲット像は、実際のエンジニアを理解していればいるほど、質の良い仮説になります。質の良いペルソナは質の良いコンテンツを作り、適切なチャネルを選ぶことに役立ちます。結果的に、御社の魅力を実在のエンジニアにしっかり届けることができます。

アウトプット例

適切なコンセプト

自社を知り、競合を知ることで、適切なコンセプト設計が可能です。競争優位のある独自の位置付けを見出すことがブランド構築の軸です

適切なメッセージ

社会への貢献度なのか、事業の革新性なのか、働きやすい制度なのか。ペルソナに刺さるメッセージを選定します

適切なチャネル

エージェントなのか、オウンドメディアなのか、ダイレクトリクルーティングなのか。効率よく目標達成するチャネルを選定します

採用ブランディングによって企業が持つ魅力を整理し、Webサイト・SNS・カジュアル面談などあらゆるチャネルで一貫したコンセプト・情報を発信することが、採用活動を中期的にレバレッジします。求職者の良いブランド体験につながります。これにより、採用そのものの成功は言うまでもなく、採用した人材が企業へのロイヤリティを感じ、成果を上げ続けることにも影響します。事業目標やビジョンの達成に影響します。そういった重要なプロセスであるからこそ、しっかりと再現性を持ってブランド戦略を立てられるよう、ノウハウの型化に取り組んできました。