「RPOに対するネガティブなイメージが払拭された」依頼した以上の改善提案で採用全体の2割の決定を実現

株式会社スマートドライブ
2023/12/22
  • 業種:SaaS(モビリティ領域)
  • 従業員数:〜100名
  • 課題:採用活動への工数捻出

移動に関するビッグデータを収集・解析し、移動の新たな価値を創造する、株式会社スマートドライブ様。同社では採用チームが人事労務の他業務も兼務しているため、採用にかけられる工数が思うように捻出できないといった課題がありました。ダイレクトスカウトやさまざまなご提案をしながら同社の課題に伴走してきたプロリクに対し、「最終選考につながる候補者の創出に大きく貢献していただき、満足しています」と話すのは、同社執行役員の永井様。採用活動における取り組みや、その中でどうプロリクをご活用いただいているか、お話を伺いました。

プロリク導入で一転、RPOに対するネガティブなイメージが払拭される

 ——プロリク導入以前、御社は採用に関してどんな課題を抱えていらっしゃいましたか?

 当社はまだまだ企業規模が小さく、人事総務チームは私含めて3名。その中で、私ともう1名の計2名で採用関連の業務に携わっています。ただ、人事総務には採用以外にもいろんな仕事があるので、採用にかけられる工数が思うように捻出できないといった課題がありました。

 我々のようなスタートアップは、メガベンチャーや大手企業と違って、黙っていてもたくさん応募が来る状況にはありません。実際に候補者のパイプラインを作っていくためには、こちらからアクティブにお声がけをしたり、スカウトを打ったりしていくことが必要です。

 しかし、どうしても他の業務もあるので採用活動に時間が取れない。そうなると年間採用目標の達成にはつながりにくいので、採用に費やす日々の活動量を一定以上担保する必要性を感じていました。

 そうした中、採用活動をサポートしてくれるRPO(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)サービスを導入することになった経緯があります。

 

——プロリク導入後の印象について教えてください

 実は、以前もRPOは利用したことがあったんですが、管理コストが高い割に思ったような成果が上がらず、RPOの導入に対して消極的な印象を持ってしまっていました。

そんな中ではありましたがプロリクを導入することになったのですが、元々持っていたネガティブなイメージをポジティブに変えてくれたのが、プロリクさんだったんです。

プロリクからは担当者を2名つけていただいていますが、とても意思疎通がしやすい。非常に相性の良さを感じています。

 オンラインによるサポートなので、Slackや週1回のWebミーティングでコミュニケーションをしていますが、スムーズですね。こちらが課題として感じていることもちゃんと汲み取って、改善につなげるためにPDCAを回していただけて、対応にすぐれているなと思います。

また、担当者複数名体制で厚みあるサービスを提供されている点も、プロリクさんの強みだと思っています。1人では気づけない視点を、もう1人が気づいて指摘できるので、「スカウトに返信がないのはどこに課題があるか」「どこを改善すればよいか」を複眼的に仮説・検証できる。そうしてできあがった改善案を持ってきてくださるので、他社に比べてもクオリティ高い提案が上がってくるなと感じています。

依頼した以上の改善と提案で毎週の改善効果を実感

——プロリク導入後、想定されていた課題に対して、プロリクのメンバーとどんな取り組みをされましたか?

 プロリクさんには、弊社の採用ニーズに対してどういったプラットフォームからスカウトを打つか、ターゲットの反応からスカウト文をどう改善するかといった、スカウトに特化した取り組みをしてもらっています。スカウト文に関しては、開封率や返信率に応じてタイトルや文面、どこを訴求するか調整し、週次で改善を回してくださる点が非常にいいですね。

 自分1人で採用活動に取り組んでいると、どうしても量をこなすことがメインになって、それまで活動の振り返りまで手が回りません。「ここをこんなふうに改善すべきじゃないか」といった壁打ちをプロリクさんと週次でできるので、私自身では気づけなかったとこを教えていただける。ワンチームで取り組んでいける点が重要なんだと感じています。

 RPOを利用するユーザー側としては、どんな優秀なRPOさんが入っていても単純に採用の工程をまるっとお任せしてしまうのは、成果につながりにくいと思うんですよね。宝の持ち腐れというか。そこは面倒くさがらずに、密にコミュニケーションをとっていくことが大切だと思いました。

 

——プロリクとの取り組みで、印象に残った取り組みはどういう点ですか?

 そうですね。採用活動は「ある特定のビッグプロジェクトがある」というわけではないので、1つの取り組みをクローズアップするのは難しいんですが、こちらの採用ニーズに対し、安定して応えてくださっている印象があります。

 RPOの会社さんによっては、例えば週次の活動報告をすればおしまいのところもあります。プロリクさんはそうでなく、「報告を踏まえてもっとこうしたほうがいいのではないか」というふうに、プロアクティブにアイディアをいただける。単にお願いしたこと以上のものを返してくださる点はありがたいですね。

 かつ、それを2人体制でしていただける。担当者が1人だと、どうしてもユーザーに対する忖度がでてきてしまうと思いますし、手を動かすのが優秀な方であってもそれを伝えるのが苦手な人もいるでしょう。2名体制だとお互いにフォローができるので、ユーザーともコミュニケーションがしやすいと思うんですね。

 私自身も、1対1で話をするよりも、「3人寄れば文殊の知恵」ではないですけれども、3人で対話することで立体感のあるコミュニケーションができると感じています。例えば、コミュニケーションをしている中で、A案とB案、対立する意見が出てきたときに、1人目はA案を推して、2人目はB案を推すという、意見の対立があったとしましょう。そこに対して、3人目がいることで、「じゃあこうしたらどうですか?」といった折衷案が提案される。こうした立体的な関係性が重要だと思っていますね。

全体の2割の採用をプロリク経由で実現。約2年もの長期利用が証明するプロリクの価値

——プロリク導入後、採用での成果を教えてください。

 成果に関しては、選考の最終段階につながる候補者の創出という意味では、非常に多くの貢献をいただいていますし、満足しています。

 具体的な数字で言うと、プロリクさんを導入してからの1年8カ月ほどの中で、プロリクさんによるダイレクトスカウトで採用した方は6〜7名。全体の2割近くの採用に関わっていただいています。この数字は、あくまで採用まで進んだ方であって、採用できるレベルの候補者の創出という意味では、かなりの数貢献いただいていますね。

 コスト対効果という点でも、非常に助かっています。例えば、同じコストで採用担当の社員を1人採用するとしたら、それなりの金額になりますよね。ただ、プロリクさんを導入したときと同じ成果が出せるかどうかはわからない。そう考えると、プロリクさんのコストでこうしたアウトプットが出るというのは、非常にコスト対効果が高いソリューションだと思います。

 

——プロリクを導入してよかった点を教えてください

 プロリクを導入したのが2022年2月なので、まもなく2年になりますが、ここまで長く使い続けているという事実が、プロリクさんの「良さ」を物語っていますよね。

ある意味、社外チームのような、助っ人のような関わり方で一緒に取り組んでいる。それが、時間を重ねることでより良くなっていくんです。半年前よりも、3カ月前よりもいまのほうがより良い動きを見せてくださいますし、1カ月後、2カ月後はまた、今よりもっと良くなっているでしょう。我々が考えていることを深く理解してくださるので、長く利用すればするほど良い効果が得られていると思います。

 ここまで長く関係性が続いてきた理由としては、「1から10まで言わなくてもわかってくれる」「同じことをゼロから説明する手戻りが少ない」といった点が挙げられます。RPOによっては、担当者が頻繁に代わるような会社さんもあったりするんですよね。RPO側でも優秀なタレントを囲い続けるのは大変なんですが、プロリクさんは同じ方が長期にわたって伴走してくれる。それが安心感にもつながっていますし、総じてユーザーエクスペリエンスが高い理由なんだと思いますね。

 

——どういう企業にプロリクはオススメだと思われますか?

 スタートアップから大企業まで、規模やフェーズを選ばずに利用できるサービスだと思っています。担当の方の企業理解が非常に早く、何を強みとして売るか、どんな訴求をするか、企業に合わせてカスタマイズしてくれるので、幅広くスタートアップからメガベンチャー、大企業までオススメできますね。

 「うちはこういう会社で、こういう強みがあって、こういう人を採用したい。そのために、こういう部分を助けてほしい」と伝えれば、1聞いて10返してくれるので、とても頼もしいです。こちらもチームと思っていますし、プロリクさんもプロとして、プライドを持って取り組んでくださる。お互いにリスペクトし合いながら、一緒にプロジェクトを進めていける関係性が大切だなと思いますね。

 もう1つ、プロリクさんのようなRPOはいろんな企業様をサポートすることで、知見が蓄積しています。採用担当の社員を採用しようと思うと教育コストがかかりますが、いきなりすごい経験を持った方のリソースが使えるというだけでも、非常に大きな利点だと思いますね。

こうした固定費のコントロールという視点からもそうですし、外部の第三者に意見をいただくことで、自分たちだけではブラインド状態になっていて気づかないことをあらためて洗い出すことができる。そうした点でも、プロリクさんのようなRPOを活用するのは企業として良い選択肢だと思います。

 

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