採用専任者がいなくても採用はできる
「ただしく、たのしく。」をスローガンにもち、4000社以上に利用されているRCMS(WEBアプリケーション構築プラットフォーム)や画像認識を中心としたAI関連サービスなどの開発を行っている株式会社ディバータ。同社では本格的な北米展開を見据え、ダイレクトリクルーティングによる採用に着手。そのパートナーとして選んでいただいたのが、弊社が運営する「プロリク」。導入の背景と効果についてお話を伺いました。
━━まずはプロリクを導入される前の状況からお伺いさせてください。当時はどんな採用課題を抱えていましたか?
安藝様:ビズリーチを利用し始めたのですが、そもそもスカウトメールが配信できていない状況でした。
加藤様(代表取締役社長):当時の運用フローとしては、まず私がレジュメの仕分けをすることになっていたんです。日中はなかなか時間が取れなかったので、おもに夕方以降にレジュメを見てスカウト候補を探していました。でも、スカウト文面を作成するまでの時間をかけれず、2ヶ月ほど採用活動が停滞していたんです。
━━なるほど。スカウトを実施するための時間が足りなかったんですね。
加藤様:それもありますし、やはり普段担当している業務と内容が異なることもあってまとまった時間が欲しかったんですよね。でもそういった時間を確保できず、ズルズルと2ヶ月が経過してしまいました。急いで採用しないとまずいという状況でもなかったのですが、ちゃんと取り組まないと採用できそうにないという危機感だけはあったんです。
━━もともとエンジニア採用は順調に進んでいたと伺っていました。今回はプロジェクトマネージャーやカスタマーサクセスなど、あまり採用したことがない職種だったことも影響していますか?
加藤様:そうですね。特にこれまでエンジニア採用がメインだったため、それ以外の職種の方に対して、求人やスカウト文章でどう訴求したらいいのかは悩んでいました。また、これまではエージェントか新卒採用が基本で、紹介や応募がきて書類選考や課題を出すことがおもな採用活動でした。幸い母集団形成にあまり課題を感じてこなかったのですが、今回はそこから取り組む必要性を感じていましたね。
━━そういった課題がある中、プロリクの導入においてはどんなことを検討されましたか?
加藤様:スカウトを送るにあたり、社内で代わりのリソースを避けず活動が止まっていたので、ある程度活動内容や方針を説明したら自律的に動いてもらえるかどうかが一番大事でした。質問してもらえれば、それに対して回答できる体制はあったので、それができれば採用が進みそうだなと。
━━価格面はいかがでしたか?
加藤様:何かと比較することは難しいですが、採用人事の担当者を採用することや代わりのリソースを社内で用意することを考えれば、全然安いなと感じました。導入前には人事を専任で採用しないとうまくいかないかなとも考えたのですが、弊社は通年で人を積極的に採用を進めていく状況でもない。そのため、期間を定めて支援していただけるのはありがたかったですね。
━━導入前に不安だったことはありましたか?
加藤様:ダイレクトリクルーティングを社外の方にお願いしたことがなかったので、どのくらいのクオリティでスカウト活動をしてくれるのかが少し不安でしたね。弊社サービスの特性上、スカウト候補者はある意味で弊社の将来のお客様になる可能性があるため、万が一変なスカウト文章を送ってしまうと困るなという懸念はありました。
━━そういった懸念もあった中、実際にプロリクを導入されて課題は解決されましたか?
加藤様:全体的に採用も進み、うまくやっていただけたなと感じています。3ヶ月ご支援いただいて、無事1名採用も決定しました。スカウトメールの文面も送る人ごとに工夫して訴求いただけたりと、返信率をあげるためのテクニックも駆使していただいたように思います。
━━プロリクを利用されて、スカウトや自然応募を含めると40名近くの出会いがありました。
加藤様:今回ご提案いただいて初めて取り入れたカジュアル面談は効果があったように感じています。「カジュアル」というと、どうしても「楽しませないといけないのかな」と感じてしまって面談する側はプレッシャーでしたが(笑)
安藝様:カジュアル面談を取り入れた分、候補者にとっても次の選考ステップに行きやすかったのではと思います。導入後、候補者の方と実際に会える回数が断然増えましたね。
━━最後にプロリクを導入されてよかった点を教えてください。
加藤様:すごく採用活動が楽だったなと思います。採用も決まりましたし、サービスとして満足しています。
安藝様:日々の採用進捗報告がとてもわかりやすかったので、パッと見て今どういうステータスなのかがわかりやすくありがたかったです。弊社からプロリクに要望することもほとんどなかったと思うので、すごく助かりました。
━━ありがとうございました!