副業で得たものは、本業へのメリット、そしてクライアントへの貢献実感。プロリクのサポートでRPOのプロに

2022/05/21
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プロリクで副業人事案件を担当しているメンバーへインタビューを行う本企画。西野さん(仮名)は、現在IT系のエンタープライズセールスが本業。前職であるHR系ベンチャーのカスタマーサクセス経験を生かして、プロリクでRPO(採用代行)業務に従事しています。プロリクで副業を始めた理由やプロリクへ参画する魅力について語って頂きました。

前職経験を生かしたRPOの副業。コロナ禍で社会に貢献している実感が欲しかった

ー西野さんがRPOの副業をしようと思ったきっかけは何ですか?

私が今の会社に転職してすぐ、コロナが流行してしまって。転職して半年も経たない2020年3月から、ずっとフルリモートで勤務しています。転職すぐで会社に貢献できていないのではないかと感じており、その上フルリモート勤務によって社会からも隔絶され、社会の役にも立てていない感覚がありました。自分が社会人として今までちゃんとやってきた自負があったので、余計に感じてしまったのかなと……。

今の会社でコツコツ頑張っていくしかないのですが、一方で今までの経験を生かして、社会に貢献出来ることはないかと考えたんです。**前職で3年間従事したHR系カスタマーサクセスの経験を生かしてRPOの副業ができないか?**と思い至りました。

ーコロナ流行が副業を始められたきっかけだったんですね。では、その中で副業先をプロリクに決めた理由を教えてください。

副業を探し始めて何社かお話しさせていただき、プロリクへの参画を決めました。プロリクを選んだ一番の理由は、現職との仕事の兼ね合いが付けやすいことですね。現職が法人営業なので、お客様との商談が業務上発生します。本業と副業のバッティングは避けたかったので、時間の融通が利く案件が良かったんです。

また、固定給で安定的に報酬を頂戴できるのも魅力でしたね。もちろん大きな責任は感じますが「頂戴する報酬以上の仕事を提供したい」とモチベーションも上がりましたし、気持ちの引き締めにも繋がりました。

ープロリクへの参画、副業を始めるにあたって不安だったことはありましたか?また、それをどのように解決されましたか?

前職では常時50社ほどの企業様の中途採用にむけた採用のコンサルティングをしていましたが、自分の知識と経験で事業会社のRPOが本当にできるのか不安でしたね。

実際に稼働してみて、元々の守備範囲外の内容でもクライアントの要望にお応えできるようになりました。困ったときは、橋崎さんにSlackやWeb会議で相談に乗っていただき「自分もこういうことを勉強すればいいのか」と理解できるんです。クライアントへのご提案も自ら行えるようになり、RPOのプロとして活躍できるんだと自信につながりました

また、業務量が多い時や業務で困っている時にアラートを出すと、すぐリアクションしてくれます。職務を遂行するため、困っているメンバーには手を差し伸べてくれる環境だと感じています。

採用支援でスカウト返信率が10倍に!信頼を得られる喜び

ープロリクでは、どんな企業様の業務を担当されていますか?

私は2社の採用に関わらせて頂いています。1社目の企業様(以下、A社)は媒体選定、採用する人材の要件定義、採用戦略の策定などのフェーズからご支援しています。

A社様は中途採用が初めてということもあり、しっかりとご支援させて頂いています。現在は、採用媒体でのスカウトメールのターゲットのピックアップ、送信、一次対応、面談の設定までを私が担当しています。その後面談や面接を担当する人選の方法、面談時の候補者への質問内容、内定までの面談・面接の適正回数などについても、ご相談をお受けしてアドバイスしています。

2社目の企業様(以下、B社)は、活用媒体・採用するポジションともに非常に多く、業務分担がはっきりしています。 ですから、切り出された担当職種・担当媒体のRPO業務を行っています。

ーその中で、印象に残っているお客様との関わり、エピソード等をお伺いしたいです。

今お話したA社様は、まずは自分たちで業務をしてみたいというマインドをお持ちでした。要件定義や媒体選定などが一通り終わったところで「プロリクの支援は一度ストップしたい」「まずは自社で運用してみたい」とお話をいただいたんです。

私はそのお申し出を承知したものの、A社様の採用活動を心配していました。媒体の使い方に関して一通り説明はしましたが、これまでのカスタマーサクセスの経験から、説明を受けただけで採用が成功するケースをあまり見たことがなかったからです。

結局、運用の結果が思わしくなくて。 スカウトメールを送っても50通のうち1通しか返ってこなかったようです。返信率で言うと、2%ですね。

そこで、改善方法をお伝えしながらできればプロリクをRPOの担当にしてほしいと、プロリクから交渉して頂いたんです。結果的にスカウトメールの送信から面談の日程調整までをお任せ頂けることになりました。

私たちが運用を始めてから、スカウトメールの返信率が20%まで上がり、多くの候補者の方と会うことができました。社員の方からフィードバック頂く内容も「この人良かったです」「こんなに素晴らしい方もいるんですね」と、ポジティブなものが目立つようになりました。

また、社長さんからも「最初プロリクさんにお任せせず、自分たちでやろうとしてしまい、本当に申し訳なく思っている」「いい方をピックアップして頂いて、とても良い採用活動になっています」とフィードバック頂き、嬉しかったですね。

-では、逆に難しい、大変だと感じたことはありましたか?

外部人材、RPOとして入らせて頂いているので、クライアントのご意見と自分の意見が違っていた時の距離感や交渉、提案の質や量は稼働当初、悩みました。

でもそれを乗り越えていくには、クライアントと築き上げていく信頼関係が大切なのかな、と。ご依頼頂いたことを必ずやりきる。レスポンスを早くする。仕事に対して、自分の120%で返すことを意識して進めるようにしています。

在宅勤務で、通勤時間を副業の時間に。プライベートとも無理なく両立

ープロリクの稼働は週にどのくらい、どのようなタイミングで確保されていますか?

基本的に1社あたり、1日1時間前後で稼働しています。候補者さんの対応がある時は30分から1時間延長することもありますね。プロリクと、1ヶ月あたり1社30時間を目安に稼働する契約を結んでいるためです。

本業は在宅勤務で9時から17時まで就業しており、それ以外の時間を使ってプロリクの稼働をしています。これまで通勤していた時間や、家事と家事の合間の時間、例えば、ご飯の炊き上がりを待っている間にスカウトメールの文面を作成する、というような方法で時間を捻出しています。

具体的には、 B社は媒体を運用する、スカウトメールの送信がゴールなので、縛りが少ないんです。業務時間の前後の時間を使ってスカウトメールの送信予約をして、対応しています。A社は、スカウトメールの運用についてはB社と同様で、プラスアルファで候補者さんの対応やA社さんとのミーティングも発生します。

候補者さんの対応に関しては気づいたタイミングで、業務の合間にすぐ対応するようにしていますね。本業のメールを返すついでにやるようなイメージです。ミーティングはできるだけ業務後に設定していますが、どうしても必要であれば業務の間やお昼休みに行うこともあります。

ー月30時間ということは1日1時間ないし2時間取れば土日を使わずに稼働が可能ですね。 土日についてお休みされることが多いんですか?

お休みすることもありますし、平日本業が忙しく、なかなか時間が取れなかった場合は、土日でその分対応しています。

ただ、特に候補者さんとの対応を土日に頻繁に行ったり、非常識な時間にスカウトメールを送らないことは意識しています。ブラック企業のように見られてしまうとご迷惑をおかけしてしまうので。時間の使い方として土日の選択肢もあるかなという程度です。

プロリクの副業で経験や業界知見の幅が広がり、本業の営業にも好影響!

-プロリクの経験が西野さんのキャリアに良い影響を与えていると感じた点はありますか?

本業がIT業界なので、やはり日頃の情報収集やアンテナの張り方はIT領域に特化した情報収集に偏ってしまいます。ですがプロリクで副業することで、人材周りの勉強や情報収集もするようになりました。

また、プロリクで担当している2社は、業界が全く違うので、これまで知ることのできなかった情報が自然と入ってくるようになりましたね。採用と経営は密接に関わっていますし、RPOの副業をする事で、本業のクライアント向けにも幅広い会話を展開することにもつながり、信頼を得ることができたので良いシナジーを生んでいるように感じます。

-プロリクの稼働状況と報酬とのバランスについて、率直な感想を聞かせてください。

私の場合、報酬よりもやりがいを重視してプロリクで副業をさせてもらっています。

副業ってサボろうと思えばサボれるし、辞めようと思えば辞められるとは思いますが、それでは無責任ですよね。プロリクでは、責任感を持ちチームで企業様や仲間に能動的に働きかける方とお仕事をご一緒させて頂けていて、ありがたいです。

-副業はお金ではなくやりがいというお話がありましたが、西野さんにとって、やりがいとは何ですか?

コロナ禍で人と物理的に遮断されている中で、自分の提供できるサービスで誰かに感謝されることにはすごく価値があると考えています。 前職で培ったスキルで価値を提供できていることが、やりがいに繋がっています。そして本業とは別にビジネスをする仲間ができ、頼りにしていただけるクライアントがいることで自分の自信につながっています。

-最後に、プロリクで稼働を検討している方にアドバイス・一言どうぞ!

働き方が多様化しているなかで、自分の価値を最大化したい方にとって、副業は一つの有効な手段だと思います。本業も副業もプロフェッショナルとして真剣に取り組むことは前提ですが、自分のスキルが社会にとってこんな価値をもたらすこともできるのかという喜びを感じますし、働き方が大きく変化している昨今でも時間も上手に使えるようになり、いいんじゃないかなと思います。 おすすめですよ。

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